三匹のおっさん ふたたび [読書]
- 作者: 有川 浩
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03/28
- メディア: 単行本
一作目がおもしろかったぶん、今回はちょっと物足りない。
元気なおっさんが元気に動き回るのは、よいことだ。
こんな時代なんだろうな・・。
事件も今風です。
最近、集中力も落ち、元気もでない。
すぐネガティブに考えるし、まず気力がない。
なんだろう、ココロの病気か？
更年期って早い人は本当に早いから、それかなぁ。
僕らのご飯は明日で待ってる [読書]
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 単行本
恋愛モノです。
うれしいことも、かないしことも半分に・・。
そんな気がします。
特に結婚後のイエスと上村はよかった。
心温まる作品です。
話虫干 [読書]
- 作者: 小路 幸也
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: 単行本
夏目漱石の「こころ」が何者かによって書き換えられてしまう・・。
それを防ぐために図書館の職員は、話の中に入っていって原因をつきとめる・・
のですが、なにか物足りない。
書き換えようとしているのは、誰だったのか、そして何のために？
疑問が残る。
話しを元通りにしようと奮闘するんだけど、啄木やらシャーロックホームズやらが
出てきてしまって収拾がつかない。
結局、となか君とKは別の物語となって、生き残る。
うーむ・・。
勝ち逃げの女王: 君たちに明日はない４ [読書]
- 作者: 垣根 涼介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/05/22
- メディア: 単行本
このシリーズも４冊目です。
今回もそれぞれ、きれいにまとまっていて、あたりさわりなく読みやすかった。
定番ではあるし、おもしろいんだけど・・
そろそろなんらかの変化がほしいところです。
痛み [読書]
- 作者: 貫井 徳郎:福田 和代:誉田 哲也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
3人の作家さんのアンソロジー。
貫井徳郎さんのは、本当に痛そうなのに、しかもそんな理由でこんなこと・・と
あっけないくらい。ここまで残虐ならもっとこう・・となってしまう。
福田和代さんのは、シリーズ化されてもいいな。
この二人、というか通訳捜査官のその後も興味あり。
誉田哲也さんのは、うーん・・短編にしておくのがもったいない感じ。
でもそれぞれ、おもしろかった。
ラブソファに、ひとり [読書]
- 作者: 石田 衣良
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/05/31
- メディア: 単行本
またまた石田 衣良。今度は短篇集。
恋愛って素晴らしいですね。うまいね、短編でも唸るよ・・。
そこにエネルギーをそそぐ元気がなくなったのはいつからかしら。
年齢は関係ないらしいですよね。
やっぱり女性としての何かが欠落した気がする。
気付けば髪がボサボサ。トリートメントくらいしとくか・・。
暑い。蒸す。茹だる。
のんべーさんにはビアがたまらない季節になっていました。
コンカツ? [読書]
- 作者: 石田 衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04
- メディア: 単行本
うーん、まぁドラマにありそうな感じ。
期待よりはおもしろくなかった。でもハッピーエンドなので、いいではないか。
共喰い [読書]
- 作者: 田中 慎弥
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/01/27
- メディア: 単行本
芥川賞作家さんです。
まぁ、あのキャラクター、好きです。私は。
さて、作品ですが・・、昭和の時代の田舎町のなんともいえない雰囲気。
若干汚らしい雰囲気です。
酒にだらしない父は女にもだらしなく、性交時には暴力を振るう。
そんな父親と同じようにまた、息子もやってしまった。
逃れられない運命と、田舎町。
なんともいえませんね。
もう一ひねりなんかほしかったな。
もう一作あったのですが、軽く受け流しました。
荻窪 シェアハウス小助川 [読書]
- 作者: 小路 幸也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/02/22
- メディア: 単行本
シェアハウスするわけですな。
そこからそれぞれ見つけていくのですが。
とある事件で色々考えて成長していくわけです、若者は。
ハートウォーミングです。
でもなんか物足りない。そう、物足りないよ、小路さん。
しばらく、離れるかな。
ネタバレ避けに努めておりますが、あくまで感想は私個人のものなので、ご了承下さい。
